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大切なものは目には見えない

茶の間から、ありったけの愛をこめて。

歌劇ってやはり素晴らしいものでした


ここのところ数日、万年学校へ行きたくない病の私が、以前にも増して悪化している気がする。

受験モードに突入していく私のクラス。
他人より英語ができなくて、惨めな思いをしていて、それが本当にプレッシャーで仕方がないのだ。

それで現実逃避として、宝塚歌劇をまた見始めるようになった。私のミュージカル好きを目覚めさせてくれたのは間違いなく宝塚だと思う。

だから今日は『私に多大な影響を与えてくれた宝塚歌劇の舞台』について自己満で語っていこうと思っている。

(ちなみにめまいと頭痛が半端なくて今日はお休みしました。)

ベルサイユのばら(オスカルとアンドレ編)

『宝塚』と聞いてこの作品を思い浮かべる人は間違いなく多いだろう。初演は1974年(!)、2014年6月27日時点で通算観客動員数500万人を記録している。
ベルばらは主に『オスカルとアンドレ編』『フェルゼンとマリーアントワネット編』という二つのカップルに的を絞ったストーリーになっている。

(あらすじは語ると長いので下に貼ったWikipediaの記事で読んでね*1

私は元々漫画の『ベルサイユのばら』が好きで、特にオスカルが大好きだ。あの、美しくて凛とした生き方は同じ女性として本当に尊敬している。そしてアンドレの一途にオスカルを思う姿や、マリーアントワネット様の一人の女の子から女性、そしてフランス王妃として強く生きていく姿は本当に美しい。

作中でオスカルは『白いバラ』、アントワネット様は『赤いバラ』と例えられて歌われるが、その通りだと私は思っている。

宝塚では、かなり省かれてオスカルが近衛兵から衛兵隊に配属されるところから始まる。原作では最後の方の話だ。

ジェローデルとの結婚話を聞いて、身分違いのオスカルとの恋を成就させようと心中未遂をするアンドレやそのアンドレを見て自分の気持ちに気づくオスカルを私は涙なしでは観られない。

愛、それは 甘く
愛、それは 強く
愛、それは 尊く
愛、それは 気高く
愛、愛、愛
ああ 愛あればこそ 生きる喜び
ああ 愛あればこそ
世界は一つ 愛故に人は美し

フィナーレでオスカルとアンドレが天国で巡り会い、デュエットをする『愛あればこそ』。
この曲は本当にこの作品の美しさを表していて原作ファンとしてはすごく嬉しい。

そして原作に引けを取らない豪華な衣装や舞台装置、配役も素晴らしくて私はそんな宝塚の『ベルサイユのばら』が大好きだ。私はここで大好きな龍真咲さんと涼風真世さんにも出会っているので私の宝塚好きを語るには欠かせない作品である。

残念ながら涼風さんのオスカルも龍真咲さんのオスカルも生では観劇できなかったので、今度上演する時は絶対に何が何でも観劇しに行きます。

風と共に去りぬ

私は『何が何でも今の月組で観なければ』と思い、冬休みに必死にバイトを頑張り、中日劇場まで一人で遠征をするという行動に出た、思い入れのある作品である。

もともと、宙組のカゼトモを観ていて「いつか観劇できたらな~」と思っていたら、宝塚歌劇100周年記念として梅田芸術劇場月組が上演していたのて、それを中日劇場で再演することになり、『観なければ後悔する。名古屋だし、近いし、(?)行かねば。』と思って、実行した私でした。

原作はマーガレットミッチェルさんの書いた小説。初演は1977年。舞台は南北戦争真っ只中のアメリカ南部。
タラの大農場主の娘、スカーレットオハラ(龍真咲さん)はすっごく周りの男性達にモテていたんだけど、彼女が本当に好きなのはアシュレ(梅芸だと沙央さんなんだけど、組み替えしたので中日は華形ひかるさん)で、だけどそのアシュレは従姉妹のメラニー(愛希れいかさん)と婚約してしまって、アシュレに告白するがもちろん振られてしまい、怒ったスカーレットがアシュレの頬を叩き、その修羅場を見ていた南部の人々に嫌われていたレットバトラー轟悠さん)に見られていて、気に入られて…というストーリー。

(これも話すと長くなるから下のWikipediaから飛んで欲しい*2

まず声を大きくして言いたいことは『真咲さんのスカーレットはすごくハマリ役』ということ。

スカーレットはバトラーも含めて3度結婚をするんだけど、結婚をする理由が仕方ないとはいえ不純すぎるのに(チャールズは妹の婚約者だったし)だけど少しも悪びれない様子とか、ちょっと単純で勝気で、絶望的な状況でも逞しく生きていこうとする強さとかを真咲さんはとっても美しく生き生きと演じていて、舞台に上がってきた瞬間、私は泣きそうになった。いや、泣いた。

元々、スカーレットは男役さんが演じることが多くて(例外もあるけど)でも、メインがバトラーさんってことが多いのでスカーレットが弱くなってしまうことが多いのだけど、今回はダブル主演で理事さんバトラーに引けを取らないスカーレットで、本当によかった。

そして理事さんのバトラーはかっこよくってこの世のものではない気がした。(かっこよすぎて)スカーレットが惹かれるのもわかる気がする。特にスカーレットに壁ドンするシーンは私の心が悲鳴を上げていた。

いや、本当にかっこよすぎて私の今の語彙力だと表現できなさすぎる。DVD買って、見直したらまたここに追記します。

心優しくて聖母のようなメラニーを演じていた愛希れいかさん、王子様みたいなアシュレを演じていた華形ひかるさん。なかなか素直になれないスカーレットに対して素直なスカーレットⅡを可愛く演じていた凪七瑠海さん、妖艶なベルワットリングを演じていた美弥るりかさん。その他にもたくさん素敵な演者さんが個性豊かなキャラクターを演じていてとても素敵でした。生で観劇できて本当によかったです。

終始泣きっぱなしで辛かったんですけど、一番辛かったのはメラニーが亡くなった後のアシュレとバトラーとスカーレットのシーンでバトラーが泣いているスカーレットの元へ向かおうとしたとき、スカーレットはアシュレの元へ行ってしまい、その瞬間のバトラーさんの悲しそうな顔がめちゃくちゃ心を抉ってきて泣きました。

最後のスカーレットと別れのシーンからのバトラーさんの『さよならは夕映えの中で』。

さよならは別れの
言葉と知るだけに
さよならは悲しい
言葉と知るだけに
さよならは言わずに
別れたい

スカーレットへの最後のラブソングだと思って聴くと、本当に胸が熱くなります。

そして、『風と共に去りぬ』は別れを経験するもバットエンドではないところがまた、好きなんです。
また前を向いて歩いていこうとするバトラーがスカーレットがこっちも前向きにしてくれるんです。

あと、バトラーがスカーレットに『あなた物事の本質がわかる人だ』(ごめんなさい、曖昧です)というセリフ。心の中にすごく残りました。私もわかる人になりたい。

風と共に去りぬ』は本当に心に残った舞台なので、また観劇しに行きます。絶対に。帝劇でもやってくれないかな、と密かに期待をしています。
(最近、髭を生やしてる時代の和樹さんを見るとバトラーさんに見えてくる不思議)


長々と語ってしまってごめんなさい。
本当にこの作品は素晴らしいので観てほしいです。あ~!早く受験終わらせて観劇したいなぁ!



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(誰かこれを、私に恵んでくれ。)


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